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エッセー

明るい旅情

著者:池澤夏樹

船の上の自分とそれを取り巻く半球のような湿原と空は、それで一つの完結した世界のように思われはじめた。

世界中で日本に最も程遠い場所を探して出会ったのは、ナイル川上流の広大な湿地帯。果てしない青空と生い茂るパピルスだけの“緑の砂漠”—— 南から北へ東から西へ、世界を旅する作家は土地の姿を見つめ、人やけものたちと出会い、口福を味わう。豊富な知識に裏打ちされた、楽しく奥の深い紀行エッセー集。

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作品情報

目次


汽車と、世界の本当の広さについて
アジアは汽車がいい
ジュバへ行く船
野の料理
おじさんの宝貝


あのクジラのこと
ヤップと彼女と「嘘の隙間」
ハナへの道
ヴァージン・アイランズの休暇


今なら間にあうヤンバル探検隊
与那国島は世界の中心
沖縄人のための越境のすすめ


新大陸は元気
イギリスを出た人々
現代イギリス旅行文学撰
記憶の都市・イスタンブール


北欧の酩酊
蜂の旅人

あとがき

文庫版所収の解説なし

発売日:2014/08/01
発行:株式会社ixtan
製作・発売:株式会社ボイジャー