cafe impala|作家・池澤夏樹の公式サイト

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エッセー/コラム/書評

完全版 池澤夏樹の世界文学リミックス

著者:池澤夏樹

世界はこんなに広いし、
人間の思いは
こんなに遠くまで飛翔する。
それを体験してほしい。

自身で編んだ「世界文学大全集」を入口として、新しい傑作を縦横無尽に語りつくす世界文学漫遊の旅。夕刊フジ連載の人気コラムを完全収録。

ケルアックから石牟礼道子まで、新しい名作を独自の視点で紹介する最新の世界文学入門。

作品情報

< 目次 >

●ケルアック『オン・ザ・ロード』:『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『武器よさらば』『ハックルベリー・フィンの冒険』
●バルガス=リョサ『楽園への道』:『ノア・ノア』『バウンティ号の反乱』『蝶々夫人』「ブル島四部作」
●クンデラ『存在の耐えられない軽さ』:『アンナ・カレーニナ』「コーカサスのとりこ」
● サガン『悲しみよ こんにちは』/デュラス『太平洋の防波堤』『愛人 ラマン』:『肉体の悪魔』『安南』
●ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』:『イワン・デニーソヴィチの一日』『ヴェネツィア』『カラマーゾフの兄弟』『クオ・ワディス』
●フォースター『ハワーズ・エンド』:『インドへの道』『ブライヅヘッドふたたび』『チャタレイ夫人の恋人』『情事の終り』
●ディネセン『アフリカの日々』/チュツオーラ『やし酒飲み』:『闇への憬れ』『バベットの晩餐会』『アフリカの印象』
●フォークナー『アブサロム、アブサロム!』:「熊」『老人と海』「二つの心臓の大きな川」『アメリカの鱒釣り』
●残雪『暗夜』/バオ・ニン『戦争の悲しみ』:『変身』『輝ける闇』「向う側」
●クッツェー『鉄の時代』:『ヒューマン・ファクター』「呪術はお売りいたしません」『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』『ナイロビの蜂』
●モランテ『アルトゥーロの島』/ギンズブルグ『モンテ・フェルモの丘の家』:『山猫』『ある家族の会話』 作品と訳者の幸運な出会い 須賀敦子のこと
●ニザン『アデン、アラビア』/ルオー『名誉の戦場』:『カタロニア讃歌』『グラン・モーヌ』『チボー家の人々』
●ウルフ『灯台へ』/リース『サルガッソーの広い海』:『ダロウェイ夫人』『ジェイン・エア』『嵐が丘』
●カフカ『失踪者』/ヴォルフ『カッサンドラ』:『旅芸人の記録』『イーリアス』『オデュッセイア』
●アジェンデ『精霊たちの家』:「砂の本」『失われた足跡』『赤い唇』『マシアス・ギリの失脚』
●トゥルニエ『フライデーあるいは太平洋の冥界』/ル・クレジオ『黄金探索者』:『シュザンヌと太平洋』『夏の朝の成層圏』『パワナ』
●エリアーデ『マイトレイ』/モラヴィア『軽蔑』:『愛は死なず』『蝶々夫人』と『アジヤデ』『倦怠』
●チャトウィン『パタゴニア』/フエンテス『老いぼれグリンゴ』:『ソングライン』『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』「きみのためのバラ」
●アップダイク『クーデタ』:『走れウサギ』「A&P」『Tバック戦争』「ネヴァダ」
●マッカーシー『アメリカの鳥』:『北海道主要樹木図譜』『はるにれ』『グループ』
●キシュ『庭、灰』:「死者の百科事典」「バベルの図書館」『愛のゆくえ』『ハザール事典』
●カルヴィーノ『見えない都市』:『レ・コスミコミケ』『イタリア民話集』『まっぷたつの子爵』『ロシア好色昔話大全』
●ピンチョン『ヴァインランド』:『競売ナンバー49の叫び』『V.』『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『重力の虹』
●バース『旅路の果て』:「ドニヤーザード姫物語」『千夜一夜物語』『船乗りサムボディ最後の船旅』「捕えられた男」
●フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』:『ラスト・タイクーン』『三つ数えろ』
●ナボコフ『賜物』:『ロリータ』
●グラス『ブリキの太鼓』:『玉ねぎの皮をむきながら』『蟹の横歩き』
●『短篇コレクションⅠ』:「ラムレの証言」「南部高速道路」「冬の犬」「朴達の裁判」「タルパ」
●カプシチンスキ『黒檀』/石牟礼道子『苦海浄土』:『帝国』『国境を越えた医師』『チェチェン やめられない戦争』『イラクの小さな橋を渡って』『歴史』『ギリシア案内記』

発売日:2011/4/16
出版社:河出書房新社

完全版 池澤夏樹の世界文学リミックス
単行本:2,800円販売中
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公開:2011年04月25日 - 最終更新:2019年03月22日

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