エッセー

クジラが見る夢

著者:池澤夏樹
写真:高砂淳二、垂見健吾

素潜りの世界記録105メートルを出し、水棲哺乳類との交流、映画「グラン・ブルー」のモデルとして広く知られるマイヨールとの日々。長く一緒にいるほど3人は海ともマイヨールとも仲良くなった。

【写真】
畠山直哉
1958年 岩手県陸前高田市生まれ。
1984年 筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。
1997年 第22回木村伊兵衛写真賞。
(写真展「都市のマケット」、写真集「LIME WORKS」)
2000年 第16回東川賞国内作家賞。
2001年 第42回毎日芸術賞受賞。(写真集「Underground」)
2001年 第49回ヴェニス・ビエンナーレ日本館参加。
2003年 日本写真協会年度賞受賞。
国内外で展覧会多数。

この作品のレビュー

クジラやイルカと遊べるかどうかは わからないけれど、
リゾート地に遊びに行って 手持ちぶさたになったときに、
海の見えるカフェなんかの デッキチェアでくつろいで
手元の携帯やPCで こんなのを 読めたらいいなぁ、と思う。

万一 天候に恵まれなくっても、
高砂さん撮影のごきげんな青い海の写真を見てたら 気持ちも慰められるというもの。
深い海の底や クジラの考えや交信におもいを馳せれば
遠い時代か異次元の世界にタイムスリップしたような気分になれそう。

等身大のジャック・マイヨール氏に触れる実感があるのも、
池澤さんが「取材対象」としてでなく、人と人との付き合いの中で描き出しているからだろう。
たまに 池澤さんご自身がちらっと出てくるところもご愛嬌。
自分がクジラを追う船に同乗しているかの錯覚に陥ったりする。
一度も見たことがないにも関わらず、クジラと親しくなったような氣がしたりもする。
ちょっと お得な作品だと思う。

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川口行子さん

impala e-books 1周年記念レビューコンテスト・「インパラのように軽やかなレビュー賞」

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    作品情報

    出版社:
    テレコムスタッフ
    出版年月:
    1994/8