エッセー

エデンを遠く離れて

著者:池澤夏樹

楽園を追放され、安楽で便利な文明生活を手にした人間にとって自然とは何か。大いなる好奇心で遊ぶ驚異の世界。

作品情報

目次

一億年前の鳥の赤い顔
荒野に向かうペットたち
星の数ほどたくさんの世界
亡くなった天文学者について
海を知らない連合艦隊
南極大陸に行くべきだろうか
バイカル・アザラシに会うまで
数字だけで一万ページの本
周囲を海に囲まれた土地
ナイルをずっと遡ったところ
窓の外は銀河と真空
僕は雨ふる国の王
ブナの森を出てからの歳月
石が降る谷で過ごした午後
板チョコほどのコンピューター
見ることが最もむずかしい風景
山の上で大論争
恐龍のギャロップ
電池を背負った小鳥
山に登りて告げよ、預言者よ
空と結ばれた自分
象の数についての誤解
三百年の寿命をのぞむ学者
我が肉体はミシンにあらず
夢の中の夢の中の夢
夜明けのミスと原子力発電所
所有できないものについての考察
感覚拡大
肉体の素材と精神の素材
生き返らなかったねこ
きみ、どっから来たの?
われら、ホモ・ハコブス
マーマレードの保存法
空から星が落ちてくる
進化しつくした道具
もしもクマさんに出会ったら

出版社:
朝日新聞社
出版年月:
1991/5