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〈もっと深い根源的な問題があるはずです。
今、それが利子ではないかと考えています。
あまりに根源的すぎる。そうかもしれません。
しかし、だからこそ正面から取り組まなければいけない。〉
これを読んだときに、直感的に共感の気持ちが湧いてきました。
デフレが騒がれるようになったとき、私はずっと考えていました。
生産設備が過剰になり、物が溢れ、デフレが起こる。
解決策としては、過剰になった生産設備を、新たな商品、新たな産業に移行されなければならない。しかし、新たな商品、新たな産業というのはいつまで生み出し続けることが出来るのか? 少なくとも、今の先進国では物質的にはほぼ満足している。たとえ、新しいものが生れても、過剰となった生産設備によってまたそのうちに、飽和状態になってしまう。もちろんそうでない地域もありますが、そういう地域にはお金がない。
そこで考えました。手っ取り早くて、確実な解決策はないか?・・・そしたら、ありました。戦争です。戦争をすれば、簡単に過剰になった生産設備を減らすことが出来る。しかも、大量に、武器という消費を続けながら・・・。
経済を永遠に成長させ続けようとしたら、成長と破壊を繰り返すしかない。
私にとってはこれが一番単純で、現実的な結論に思えました。つまり、今の経済の仕組みそのもの、考え方そのものが、戦争を必要としている、あるいは、戦争がないと成立しない、そのように感じます。
そして、それは池澤夏樹さんがおっしゃろうとしていることとどこか繋がってくるのではないかと感じたので直感的に共感出来たのだと思います。
「深い根源的な問題」の解決への道とは何なのか。そしてそれは、現実的な解決策であるのか。非常に興味を持って、読ませて頂きます。
鈴木伸幸
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