|
085の池澤少年と同じ疑問を小生も抱き続けていました。
昔、経済は、銭金のことだから、どこか潔くない、文学や哲学は潔いといったイメージがありました。
しかし、昨今では平和のバロメーターとして論じられる最も大切な言葉の一つになっています。
ところが、おっしゃる通り、経済の考え方はどこかおかしいというか、根本的に極めて稚拙に思えます。
例えば、株価が下がると首を吊る人まで出てくる。
日本は世界一の自殺大国なのだそうで、それは数年に1度、目に見えない原子爆弾が投下されているに等しい規模なのだそうですね。
でも、誰もなにも悪いことはしていない、とてつもない天変地異が起きたわけでもない、ある日なにかの拍子に株価が下がって首を括るハメになる。
人間はこんなことを食い止める知恵さえないのでしょうか。
何かの番組でイスラム銀行のことを聞いたことがあります。
小生自身はイスラム教徒でも何でもありませんが、「あっ」と感じた記憶があります。
テロの資金源がどうとかいう話ともしかしたら関係のある危なっかしいものかもしれませんが、その番組を見た限り、非常に興味深いものでした。
コーランには様々な戒めが書かれているのだそうですが、その一つに「金で金を稼ぐなかれ」というのがあるらしい。
なので、イスラム銀行はお金を貸さないのだそうです。
で、何を貸すのかというと、必要なものを貸す。
例えば耕運機を買いたいお百姓がいるとします。
すると、耕運機を彼に買い与えるのです。
彼は働いて、その耕運機代を銀行に返していく。
実に明快です。
小生は、これを知恵であると思いました。
人が営むこと、平和に暮らすこと、老若男女誰にでも分かるその余りにも明白な目的を経済という言葉は煩雑にして歪めている向きがある。
新商品と銘打って何の生産性もない仕組みを作り上げ、明白な目的を刹那的な欲望に摩り替えているように思えてならない。
何か騙されているような気がするのです。
デルピエ〜ロ橋本
--------------------------------------------------------
|