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おそらくは池澤さんがもっとも遠かったであろう分野への発言。その勇気に、少々感動しています。
わたくしも(資本論ぐらいは齧りましたが)、利子生み資本は弱いです。
池澤的論証にのっとれば、それは、たぶん、理不尽だからです。
古典から現代までの全ての資本の行動に、制限的でありながら規定的、目的的につきまとう「利子」。
それに正面から立ってみせたのは、・・・やはり勇気でしょう。それと、人間本然の理性。
イスラムの「利子排斥」は、多分正しいのです。
人々がごく自然に暮らしていく中で、「利子」は生まれません。それが生まれるのは、社会が不安定になった時の資産保全衝動ゆえです。不安定であるが故の、利子増殖願望。
資本が自己増殖を遂げていくか、逆に自壊していくか、その狭間に利子は生まれます。
利子は資本の自己運動の象徴です。利子が無くなれば資本は停止します。資本にとってそれは「死」を意味するでしょう。
利子と資本は、逆説として社会と生活の不安定を期待します。そこにこそそれらの存在事由と継起があるからです。
社会的活動が拡張していくか、或いは、萎縮していくときに、「利子」の市場は活性化するのです。
しかし、言うまでも無く地球は一連なり。地球が丸い完結体であると認識したときから、社会の不安定は富=資本の移動と局在に依存するとこととなりました。
adachi
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